おやじたちの中で、サンダルの金額が7,000円を超えるものが理解できる人って多くはいないのではないでしょうか?
わたしは、つい最近までサンダルとスリッパと草履を区別して意識したことは無く、素足でその辺までちょっとした用事に出かけるのに、いかにもおっさんというつっかけ風で出歩いていました。
そんなおやじが、あるきっかけで7,000円越えのサンダルデビューをすることになりました。
苦い経験からの踏ん切り
きっかけの第1段階として、 “GU”でちょっと小洒落た感じの2,000円程度のサンダルを買いました。暖かいリゾート地に旅行に行くことになり、ハーフパンツに素足で、リゾートを歩き回るイメージで選びました。
近所を歩くおやじから卒業した気がして、旅行で着る服を選ぶのもわくわくで楽しかったのを覚えています。
ワクワクも日が経つと
旅先の3日目ぐらいからでしょうか、足に疲労感を覚えるようになり、帰路の空港では歩くことが億劫になっていました。
もちろんサンダルが悪い訳ではなかったのですが、長くたくさん歩くことを考えていませんでした。
旅行は、やっぱりその地を歩いて見て回って、食べ歩いてなんぼだと思っています。
そういう事だとシューズが一番良いとは思いますが、せっかくの暖かいリゾート地では、軽装にしたいですし、旅はこれからも暖かい時期や場所を選んで行きたいと思っています。
やっぱり“モノ”ってTPOにあったものが一番なんだなと痛感しました。
ついに7000円越えのサンダルデビュー
そして、ついに冒頭で触れたサンダルを購入しました。Regettaデビューです。
KEENとRegettaで悩みましたが、わたしより先に、嫁はKEENのローズを購入していて、
以前履いていた、Regettaとの違いを聞きながら、自分に合っているのはリゲッタかなということで、リゲッタ・カヌーに決めました。
履き心地は、とても良いです。長時間履いて歩いた後も、疲れにくいだろうなというのが感想です。見た目は、童話に出てくる木靴のような可愛らしいイメージですが、足裏の動きにあった形状なのか、足裏はもちろん、足首から上の負担も少ないような気がします。
車の運転の際に、その形状は気になりましたが全く違和感はありません。
ついつい出てしまう「オヤジ感」
今では、重宝して事あるごとに履いてます。
足指先に寒さを感じる季節には、素足はきついのでカバーソックスを履いていますが、服やサンダルの色に、靴下の色が合っていないと失笑されました。
黒しか持っていないから黒を履く。そんなところが、おやじなんだと自分で笑っちゃいました。