開業祝い金のお返しにコーヒーミル

物道楽

いろんな人に、なにげなく聞いてみると、ほとんどの家庭ではインスタントや挽かれた豆を購入して飲まれているようで、あの煎りたて挽きたてのコーヒーを感じてもらえたらなと思っています。

手間VS対価?

淹れる直前に豆を挽いてほしいと思うのは、こちらの価値観の押し付けのようなもので、実際は時間に余裕のない人や、それこそ面倒くさいと思うのは当然のような気がします。
これもまた、押し付けのようになりますが、毎日とは言わず頻繁に飲むコーヒーという身近な飲み物は、もっとこだわって大切な時間にしていいと思っています。

この度ついに開店した自家焙煎珈琲店では、豆を楽しむこと、豆挽きの粗さ具合を楽しむこと、そして自分の好みを知る事を楽しむことを伝えられたらいいなと思います。
その為にお豆を購入していただくお客さんにコーヒーミルを勧めたいと思っています。

美味しさと楽しさ

わたしはコーヒーって美味しいというより、楽しいと思っています。
コーヒーはその時の気分や体調、飲む場所や一緒に飲む人、そして誰に淹れてもらったかでもその都度味は変わるものだと思っています。
コーヒーを淹れる時間は大切なんだと思います。

開店祝いとして、姉貴から祝い金を貰いました。
お祝い返しとして悩んだ挙句に、デロンギ(DeLonghi)のうす式コーヒーグラインダー『KG79J』を送る事にしました。

DeLonghi臼式コーヒーグラインダー:KG79J

普段は、アイスコーヒーをつくって職場にもっていくことが多いということだったので、アイスコーヒーに対応できるように細挽き可能で気を遣わないように安価なものにしました。
初のコーヒーミルということだったので、届けた時に開封してセットし、一緒に持って行った焙煎豆を操作とコツを教えながら挽いてみました。
さすがのデロンギで、簡単な操作で均一に細かく挽くことができました。

姉貴は、ボランティアのような感じで、コーヒー豆の購入先が決まっていることに気を使っていましたが、全く気にはなりませんでした。
ただ、身近な飲み物であるコーヒーを、より大切な時間にしてもらえたら身内として、そして未熟ながらも珈琲屋として嬉しいかなと思います。
今回は、身内だったので少し押しの強い感じになりましたが、珈琲屋としてあまりうんちく語らない、人の嗜好品に押し入っていかないように気をつけたいと思います。

なにより、無事OPENできてよかったです。
そして、これからはたくさんの人に「うまい!」と言ってもらえるコーヒーを創り出していきたいと思います。


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