台北への旅②:嫁がゴリ押しする絶品の小籠包編

旅道楽

初めての台湾への旅の大きな目的は、美味しい小籠包を食べることです。
桃園の空港に着いて、MRTに乗り台北車庫駅で地下鉄に乗り換え、忠孝復興駅隣接のSOGO地下にある「鼎泰豊(ディンタイフォン)」というお店を目指しました。

車窓から見る台北は、自分が思っているイメージと全く違っていて、これほどまでに高層ビルというか近代化しているとは思っていませんでした。

超有名店らしい鼎泰豊

驚きと感激の中、MRT35分ほど+地下鉄10分弱で忠孝復興駅に着き、早速駅ビル隣接のSOGO復興館 地下にある「鼎泰豊(ディンタイフォン)」に行きました。

実はこの店の本店が東門駅にあって、嫁は以前そこで小籠包を食べて感激し、わたしに食べてもらおうと、この旅行を計画してくれました。

サービススタッフ・製造スタッフ共にキビキビと

メニューは日本語表記もあり、カタコトの英語で親切に対応してくれました。
小籠包は、嫁の言う通り本当に美味しかったです。
6個×6皿はあっという間に完食。

実はガラス張りになっているお店は、外から厨房や作業場が見えるのですが、小籠包の作業場らしきところでは10名以上のスタッフが、ものすごい勢いでひたすら作り続けている様子が見えます。

それだけの数を作り続けているほど注文されているという事なのだと思います。
なので、常に出来立ての美味しさが味わえるのだと思います。

また、お店の雰囲気が料理を美味しく感じさせたと思います。
清潔な店内とスタッフのオペレーティングの良さと気の利いたサービスは、食事をしていてとても心地よくさせてくれました。
カトラリーの準備、日本語での料理説明、お茶の補充など、淀みない「間」が心地よかったです。

パイコーハンとニューロンメンも

小籠包の他に、 “台北に行ったらこれを食うぞ!” と事前にリサーチしていた排骨飯(パイクゥファン)と牛肉麺(ニュウロウミェン)を食べましたが、思っていたより上品でどれも凄く美味しかったです。

日本人や外国人向けに味付けを調整しているのかなとも思いましたが、周りの会話の言語や雰囲気から地元の人や中国系のお客さんで店内は満席な気がしたので、外国人に寄せている訳でもないと思います。

デザートもぬかりなく

とにかく、絶品の小籠包をはじめ、どれも上品で美味かったのですが、甘党のわたしが感激したのは、ゴマまんじゅうとタロイモまんじゅうでした。

温かいまんじゅうは日本でも食べられると思いますが、2つに割った時に湯気に乗って出てくる香りと、アンを噛んでいる時に口に拡がる香りは言葉では表現できない美味しさがありました。

台北各地でB級グルメを堪能

その後、士林夜市で、「豪大大鶏排(顔より大きな鶏の唐揚げ)」、東門駅近くの露店と呼ばれるような店で、「天津蔥抓餅(ミックス:全部盛りがおススメ)」を食べ歩きました。

北門駅近くの問屋街「迪化街」で、安くて美味しいと言われる豚まんを目指し、2度タクシーに乗るも、違うところに降ろされるというハプニングもありました。
最後は意地の自力徒歩で、やっと「妙口四神湯 包子專売店」に着き、1つ20元(約70円)の肉まんを食らいました。

どれも台北に来たな!という味で満足しましたが、実は露店を見て歩きながらもっともっと食べ歩くイメージをして体重が増えることを覚悟していましたが、あまり意欲というものが湧いてきませんでした。

雨の中という事もあったと思いますが、たぶん私たち夫婦の性分もあったと思います。
実は台北に食べ歩きに来たにも関わらず、露店で喧噪の中で食べるというのが合わないみたいです。
また、独特の煮込みの香りの中を歩いていると、見るだけでいいとなってしまいました。

日本に戻り、食べ比べ

日本に戻って来てすぐに、わたしが以前からここの小籠包は美味しいと思っている上海系のお店に行って、小籠包を食べてみました。

やっぱり美味しかったのですが、それでもあの「鼎泰豊(ディンタイフォン)」の小籠包は、別格のような気がします。
皮は薄いにも関わらず、弾力性と噛み応えがあり、スパイスの利いたアンの量が皮とのバランスが良く、そして噛んで口に拡がる肉汁は、やはり絶妙だと思います。
後で知ったのですが、小籠包の「ヒダ」の数は常に一定数で多く、それも美味しさの要素らしいです。

帰りの桃園空港セブンイレブンで自分達にお土産を。

あの食感と厨房で必死に小籠包を作り続ける景色が思い出されました。


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