ハワイで初体験のダイビングは自然の驚異も味わえた

旅道楽

HAWAIIの朝はいつも早い。
ハワイ到着後の翌朝は5:00に起床してハナウマ湾で人生初のダイビングをしてきました。
これまでシュノーケリングは何度も経験してきましたが、ボンベを背負って海に潜るのは 初めてで、海中で自然のウミガメと遭遇出来るかもしれないハナウマ湾のダイビングをとても楽しみにしていました。

移動の車内で簡単な説明

まずは、インストラクターさんから初心者である私達へ簡単なダイビングの講習みたいなものがありました。
・用具の説明
・日常との気圧の違い
・海中でのインストラクターさんとの手信号
・海中でやってはいけない事
・万が一のトラブルと対処法
そんなところです。
おおよそ20分程度の講習は、初心者に“なめたらいかんな”と覚悟させる為のようなものだったと思います。きちんとダイビングというものを理解して、何かあっても慌てずに冷静に対応しなければいけないということを明確に感じさせて頂きました。

重力に引っ張られているような重さ

早速、ボディースーツを着させてもらいました。初心者はボディースーツを着る、腰に重しをつける、ボンベを担ぐ、これらの何ひとつ自分一人では出来ないことが分かりました。
初めて着るボディースーツがきつくて息苦しさを感じる中で、海に潜るためにいろいろ重いものを身に着けると正直歩くだけでも大変な事でした。

いよいよハナウマ湾に潜る

準備が整い、いよいよハナウマ湾へ降りていきます。
崖上から見る湾は青や紺、青緑といった様々な色でつくられたグラデーションが、楽園シリーズでしか見ることができなかった写真のようで、実際に目の前に現れると全神経が吸い取られていくような感覚になりました。上から見るこのきれいな海に、これから潜るんだと思うとさらに気持ちが高ぶってきました。
最初は浅瀬の中でゴーグルの中に入った水抜き方法とポンプから供給される酸素のホースを咥え、呼吸をする練習をしました。

講習でのサインや注意事項を思い出しながら

インストラクターさんがわたしと嫁、息子が慣れてきたのを確認すると、いよいよフィンを蹴って岸から離れていきました。
しばらくすると、海が次第に深くなっていく感覚が分かるようになってきました。
たくさんの熱帯系の魚の群れや、インストラクターさんが見つけてくれる岩の中に潜む小型種のエビやこれまた可愛らしい小型種のタコとの遭遇があり、わたしたちはさらに深さを増していきました。
シュノーケルだと潜ってもせいぜい3mも行けなかったと思いますが、このポンプを背負って潜るダイビングでは、ついに水深8m程度の海底に触れる事ができました。
今まで考えられなかった水深を静寂の中ゆっくりと漂う感覚はとても格別でした。
ウミガメとは出会えなかったのはちょっと残念ではありましたが、たくさんの魚たちと遭遇出来ましたし、水中のいろんなサンゴも見ることもできました。

人間の力の小ささを体感

30分程度潜った後、岸へ引き揚げる際に海流の怖さを体験しました。
湾の深みが増そうかというところに理由はわかりませんが人工的に作ったという環礁の岩壁みたいなものがありました。そこを通過する際に、インストラクターさんから4人で繋がるように指示が出されました。
その岩壁と岩壁の合間を通過する際に、すごい勢いで体を押される感覚と、引っ張られる感覚が交互に続き、海流の渦に巻き込まれました。

オヤジの無力さに落胆

正直、慣れたインストラクターさんのコツというかテクニックと息子の若いパワーが無かったら、素人でかつ、おやじの力では逸れてしまうとやばかったかもしれないと思いました。
自然の持つエネルギーというのは、本当に恐ろしいものだとわかりました。
世界中で自然が猛威を振るった時、人の力で何らかの抵抗をもって、そのエネルギーに対峙することはとても難しいことだと改めて感じました。


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