紅葉とコーヒースタンドの京都 -紅葉編-

旅道楽

正直にいうと、せっかくの日本人でありながら神社や仏閣などに興味を示してきませんでした。
理由は、信仰心が無い者が信仰を意味する場所に行っても……という気持ちからでした。

しかし、嫁が2年程京都に住んだ時期に改めて観光巡りをすると、日本の歴史的な建造物や年季の入ったお庭を見るだけで、気持ちが落ち着くことに気付かされました。
あの時の東寺のライトアップされた桜を今でも鮮明に覚えています。
かなり衝撃的な美しさがありました。

少し早めの紅葉・昼と夜

そして今回は、秋の紅葉の京都や名所を巡ってきました。

●北野天満宮

梅が見頃の時期がベストシーズンらしいのですが、青い葉と紅葉が混じるこの時期もとても良かったです。
わたしが好きなポイントは、東門に突き当たるように伸びている上七軒通の雰囲気です。
一方通行なので出入りには注意が必要ですが、北野天満宮への行き来の際は、是非あの通りの雰囲気を味わうことをお勧めします。

●永観堂のライトアップ

さすが、『秋はもみじの永観堂』といわれるほどの、日本が世界に誇る日本庭園の美しさがありました。
起伏の奥深さや石や水の使い方が心を落ち着かせ、ひとつひとつ一本一本が綺麗に見える絶妙な配置に、これが『わびさび』かと思ったものです。

●清水寺

朝一番の清水寺は、とても清々しかったです。
感じ方ひとつですが、いろいろな人が来る前の透き通った空気に包まれていたのだと思っています。
この風景の中で、長い歴史が作られていたのかと思うと、見渡す限りの紅葉になぜか労いと感謝の気持ちがこみ上げてきました。

●高台寺のライトアップ

プロジェクションマッピングでも有名な夜間拝観は、今年は特別展もあってなのか、今年は
行われなかったようです。
それでも、臥龍池の水面に鏡のように映り込む紅葉など、神秘的な景色は多かったと思います。
永観堂は美しく素晴らしかったのですが、この高台寺はつんと静まりかえった美しさがあった気がします。
豊臣秀吉の正妻である『ねね』が晩年を過ごした場所という事で、高台寺のまわりの通りに連なる店の軒下には『ねねの道』の文字があちこちに見られました。

●本能寺

あの謀反の本能寺の変。ただただ行ってみたかった。
こんな街中にあるとは思わなかった。

●二条城

素晴らしいに尽きる。自分の命を削ってこの城を作り上げた人たちが、ただただ素晴らしすぎる。
侵略、争いなど無ければ、こんなに大変な思いもしなかっただろうなと思ってしまいます。

残るは雪の京都?

これで、『桜の京都』・『新緑の京都』・『紅葉の京都』を経験しました。
いつの時期も、京都は本当に趣があって良かったです。
今回は、紅葉MAXには時期的に少し早かったのですが、寒さと混雑を考えると、まばらな紅葉も、悪くなかったと思っています。

歴史や信仰などにとらわれず、神社や仏閣を純粋に紅葉やお庭として楽しめました。


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