運良くというか、幸いな事に大きな病院に行く機会はほとんどありません。
それは、わたしをはじめ家族や近い親族が健康であるという事になると思います。
最初は衝撃だったが今では慣れて
数年前の親父が亡くなる直前、その病気で通院していた大きな病院に『スターバックスコーヒー』があることを知った時には、正直びっくりしました。
あの時のわたしの中に、病院とコーヒー店が結び付きませんでした。
今となっては、病院や公共施設にコーヒー店は珍しくないですし、浸透してきているのが分かるような気がします。
先日、母親の付き添いでその大きな病院に行ってきたのですが、残念ながスターバックスコーヒーは退店していました。
その病院では、院長が訪れた外国の病院を参考に、スターバックスコーヒーを呼び込んだそうですが、どうやら契約期間の関係で今は無くなったということです。
延長という事に至らなったということに、そこを利用していた訳ではないのですが少し残念な気がしました。
あの香りで気持ちを安定させたい
コーヒーのアロマには、人が落ち着く作用があるらしいです。
確かに、コーヒーの匂いが嫌いだという人は、わたしの周りでは聞いたことがありません。
特に病院では、日常で家にいる感覚と変わらない意識になってほしいという安定作用を期待したらしいです。
朝、コーヒーの香りがする家庭は少なくないと思います。
また、一息つきたい時にコーヒーを淹れる人も多いと思います。
そんな役割がコーヒーにはあると思うと、なぜか嬉しい気持ちになります。
珈琲豆を焙煎した時の甘い香りや、コーヒーを挽いて淹れた時に立ち上がってくる、なんとも言えない穏やかな香りに、ほっと落ち着ける様な、そんな瞬間を提供できればいいなと思います。