やらせレビューには騙されない

我道楽

なんとなく知っていて、なんとなく買い物する時に気を付けてみている、『やらせ』の商品レビューについて、NHKで『追跡!ネット通販やらせレビュー』という特番で注意を促していました。

主にAmazonでのやらせレビューについて

特にAmazonでのやらせレビューが多いようでした。
Amazon自体は、かなり厳密に見回りをしていて、さらに強化をしているようですが、いたちごっこのようです。

そのレビューを請け負う仲介業者のインタビューで印象的だったのが、
「日本人はレビューがないと、まずその商品を買わないから」
「食事でも宝くじでも行列が長いほどそこに行きたがるのよね」
「自分で判断する意識が低い」
というような中国人の言葉でした。

右へ倣えの日本人はカモ?

日本人は完全なカモです。
その組織はとても大きく、数え切れないほどのスマホを並べた『大規模レビュー工場』まで存在していることに、かなり衝撃を受けました。

やらせレビューの法的規制として、アメリカや中国では『仲介業者と出品者に14億円の支払い命令』と厳しく対応しているようですが、日本では残念ながらまだきちんとした法的規制は無いようです。
あくまでもAmazonなどのサイト運営側に頼っているようです。

Amazonのガイドラインでは、
・「対価を目的としてレビューを書く行為」を禁止
・やらせレビューと分かれば削除
・違反した人のアカウント停止
とありますが、私利私欲に溺れて、次から次へと懲りずに悪さをする人たちにとっては、ほとんど抑止力の無い程度だと思います。

政府が動いて、法的な強めの罰則を発令して、このような詐欺行為を止めなければいけないと思います。

外国人だけでなく日本人も

やらせレビューをしているある日本人が、インタビューで言っていたのが、
1. お金が欲しくて
2. 悪徳の商品を買って
3. 箱や包装も開けずに
4. 5つ星の褒めまくったレビューを書いて
5. 数日後にそのレビューした商品の代金が返金され
6. さらにレビュー執筆の報酬を受け取り
7. その商品は、メルカリやヤフーオークションで売る
ということを繰り返しているようです。

いったい善良な人達が、純粋に買い物をする時の対応はどうすればいいのかということになります。
見抜き方としては、翻訳ソフト?を使ったようなおかしな日本語に注意することとありましたが、実は最近の翻訳ソフトの技術の向上によりこれまでよりも見抜くことが相当難しくなってきているようです。

自分なりの判断基準を持つ

やっぱり、自分を持つということに限ると思います。
わたしも、買い物する時にはかなりの数のレビューを見ます。
レビューの総数や日付け、星のばらつきによる信憑性などは大切だと思っています。
そして書き手の感情なども読み取る努力は必要だと思います。

・身内のサクラ的なものなのか。
・商品の評価ではなく、ただの悪意なのか。
・送料無料などの特典が目的とした適当なものか。
そういう惑わされない、いい商品が売れていくということになってくると、そのうち相手にされなくなった『やらせレビュー』は自然に無くなっていくと思います。

こんな頼りになるサイトも

そんな中で便利なサイトを開発してくれた方がいるようで、そちらも紹介されていました。
名前は『サクラチェッカー』

サクラのレビューに騙されないで!
購入前の不安を解消します

https://sakura-checker.jp/

Amazonで商品が表示されたURLをサクラチェッカートップの中にコピペしてGOを押すと、その商品レビューの信ぴょう性が表示されます。
試しに自分が購入したヘルメット等を入力してみましたが、セーフのようでした。

https://amzn.to/338Lr2B

嫁が購入したいくつかは、危険度が高いと表示されたものがいくつかあったようです。
商品自体は残念だったものもあれば、今のところ大丈夫だというものもあるようなので、検品が甘く不良品に合う確率が高いというイメージです。

人の評価や意見をもとに買い物できるのは、とても便利で良い方法だと思います。
でも最後は、『買った責任は我に』というぐらいで良いんじゃないでしょうか。


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