念願の白い巨塔には想像通りの黒い世界が垣間見えた

観道楽

先日、テレビ朝日の開局60周年記念の5夜連続のスペシャルドラマとして「白い巨塔」 が放送されていました。
わたしが、何年も観たいと思い続けていた作品です。

長年に渡りキャストを変えて放送されている

1963年の連載から始まった「白い巨塔」 は山崎豊子の小説ですが、有名な作品ということもあり興味をもったものの、あまり気乗りがせずいまだに小説を読んでいません。

正直にいうと難しそうで黒く陰湿そうなイメージの内容を根気強く読む自信がありませんでした。

2003年にはフジテレビで唐沢寿明が主演し、江口洋介や黒木瞳など魅力あるキャストでドラマ化されたにも関わらず、やはり医療系の黒い陰湿なイメージに連続ドラマとして観る意欲が持てず観ていませんでした。

その後、やはり名作といわれるそのドラマをTSUTAYAでレンタルしようか何度も悩んだ時期もありましたが、そのまま観ることなく興味が薄れてきていました。

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5回連続放送なら見れるかと

月日が流れ、今回はチャンスが来たという感じでした。

5日間はあっという間でした。
好きなバイプレーヤーの俳優さんもたくさん出ていて、素直に物語に夢中になりました。

医学の世界とは、ある程度どのようなものかはイメージしていましたが、現実に近いものがあるとするとぞっとします。

あの「沈まぬ太陽」も

2016年にWOWOWで放送された山崎豊子の小説でドラマ「沈まぬ太陽」を思い出しました。

日本随一の航空会社の社内の覇権の争いと不祥事の隠蔽などの内容でしたが、同じようにかなり衝撃を受けました。

「白い巨塔」と「沈まぬ太陽」ともに、大きな組織の中で権力と名声そして金に人間が汚されていくという内容は同じで、会社や業種そして人が変われど行われていることは同じなんだなとショックを受けました。

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国民航空の労働組合委員長・恩地元(上川隆也)とその同志で副委員長の行天四郎(渡部篤郎)は、劣悪な労働環境の改善を目指すが、経営陣と激しく対立。それでも空の安全を第一に考え、愚直に行動する恩地は、次第に経営幹部に疎まれ、海外の僻地へと左遷されてしまう。一方現実主義の行天は恩地と決別し、会社上層部に取り入りながらも自らの理...

臆せず真実を追求する力

山崎豊子さんは、もともと毎日新聞社の調査部にいたという経歴と、小説を書く内容はそれについて徹底的に調べると以前何かで読んだことがあります。

誰にも媚びず、誰であろうとその権力を恐れることなく真実を追求すると書いてありました。

なので、最後には“このドラマはフィクションです。” と出てくるにも関わらず、作品を観終わった誰もが、その内容のリアリティさに、これは実在のものと考えていると思います。

実際、誰あるいはどこの組織なのか明白なぐらい実在した何かの真実に迫っていると聞きます。

時代が流れても消えない闇と隠蔽体質

どちらの作品も原作を読んでいないので、なんとも言えないところはありますが、きっと
許しがたい実在した闇と隠蔽が葬り去られないように社会に訴えたかったのだろうと思います。

そういう言論の自由というか、記者や小説家のように頑張った人たちがいたからこそ権力や富や名声に溺れ、やりたい放題の人たちがある程度抑えられて来たのだと思います。

ただ、抑えがあったとしても、まだまだ山崎豊子に題材にされて裁かれたほうがいいような人が世の中にはたくさん蔓延っているんだろうなと思っています。


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