ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやってきた

観道楽

またひとつ、魂が震える映画に出会えました。
Amazon Primeにあがってきた『ノーマ東京 世界一のレストランが日本にやってきた』というタイトルのドキュメンタリー映画です。
正直、この映画を観るまでは、何年も世界一に輝いていたノーマというレストランを知りませんでした。

期間限定で全員が東京へ

2015年1月にデンマークのコペンハーゲンの本店を一時閉店して、東京のマンダリン オリエンタル 東京で5週間の営業をした時の事が映画の内容になっており、準備期間からOPEN当日までの奮闘する様子が記録されたものでした。

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その映画が作られた時の映像を見ると、世界中から料理人が集まってきたという印象で、当時のノーマはカリスマシェフと呼ばれるレネ・ゼレピを中心に総勢77名のスタッフがいたようです。

スタッフは口々に

映像の中で、
「忙しすぎて、私生活はからっぽ。」
「一日中、そして毎日スタッフと一緒」
など何人もの料理人が語っていましたが、誰一人不満を口にするものは無く、
「料理のレシピどころか、何の資料もないのに驚いた」
「自分の心のままに料理に取り組む」
「いいものが出来た時はちゃんと直感でわかるようになる」
「たくさんの失敗を重ねても前向きになれる」
「レネを尊敬し、楽しいから頑張れる」
と、そのポジティブな発想に感心しきりで観ていました。

表情の変化で緊張が伝わる

世界中の注目を集めたという期間限定の東京店OPENを前に、レネはかなり神経質になっていました。
無いものを創り出す、『創作』というものについて語っていた時は、胸が締め付けられるような思いで観ていました。

やっていることの大きさや注目度の違いはゴジラとアリほども違いますが、わたしが以前経営していた会社の仕事も、新しい発想を求められ、素材を探し、創作案を何度も試作して、提供するというものだったので、時間に追いつめられていた時の事を思い出しました。

顧客とスタッフの狭間での思い

いろいろな事に追いつめられていた様子のレネが言っていました。
「今いるスタッフが逃げ出したりしないか。」
「この仕事が終わったら辞めるなんて言わないだろうか」
やっぱり、一番の悩みはそこなのだなと驚きました。

今回のプロジェクトでレネの抱える悩みは様々な筈で、お客ファーストが最優先なのは間違いないと思います。
まずは、良い料理を作る、期待に応える、喜んでもらう事へのプレッシャーとストレスがあったと思います。

しかし、レネのような組織の代表者にとっては、頑張ってくれているスタッフが如何に大切かという事だと思います。

一時的なものでなく、継続的なものだからこそ

経営というものは、続いていくものです。
今回のプロジェクトが最後の仕事という訳ではなく持続可能な手腕を取りながら、これから先も継続していかなければいけないものだと考えると、トップシェフであり、経営者として両面からの苦悩がにじみ出ていました。

映画の終盤になると、スタッフの緊張と疲れが映像から伝わってきます。
それでも、懸命に挑み続けるスタッフの姿には、魂が震えました。


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