わたしは地方から進学で上京した時に、はじめてアウディという車を見ました。
というか、はじめて乗りました。
第一印象がずっと脳裏に
今から、30年以上も前の話です。
アパートを探すことになり、町の不動産屋さんと一緒に物件を回ることになりました。
その時の移動の車が、アウディでした。
車種までは覚えていませんが、その高級感漂うお洒落な内装に、すっかり緊張してしまったのを鮮明に覚えています。
あれからずっと、将来はアウディに乗りたいと思い続けていました。
あれから大人になって思いが叶う
社会人になり、東京で仕事をするようになりましたが、さすがに東京の渋谷区でのアパートで車を所有することは出来ませんでした。
地元に帰って、会社を立ち上げた頃には、所有車は仕事用の軽貨物から始まり、営業用の軽自動車と数台のバンタイプとなりましたが、すべて、業務用の貨物としての役割の車でした。
それから10年以上経過した頃には、お客様を空港や駅に送り迎えしたり案内する為という名目で、初めてアウディを購入することが出来るようになり、長い間思い続けた夢を叶えることができました。
中古車を見る目も養われた?
もちろんというか、身の丈を考えて何か月も中古車を探し続けました。
最終的に納得のいくあの1台を見つけることが出来たのは、とてもラッキーだったと今でも思います。
初の所有車はドルフィングレーメタリックのAudi A6 アバントでしたが、年式、値段、走行距離、状態と履歴において、申し分ない車でした。
なんといっても素晴らしかったのが、黒レザーシートとBOSEのスピーカーで、あの感じに浸れたのは、最高の気分でした。
結局6年程乗り続けましたが、それまで、全くと言っていいほど故障はありませんでした。
最終的に電気システムの故障により、修理費に130万円以上掛かるということだったので手放す決心をしました。
1代目の好印象で2代目も
そして、2年前に2台目となる、Audi A1 スポーツバックを購入しました。
A6タイプからサイズとグレードがかなりダウンしましたが、中古で良い車があったので本当に欲しいSUVタイプのQ3の購入までの繋ぎとして、即決しました。
すべてにおいて、A6タイプに比べるとグレードダウンは感じますが、小回りの利く、とても乗りやすい車種です。
購入時に2年間で20万円以上する保険に加入しましたが、一度も故障が無く、結局保険のお世話になること無く、車検を迎えました。
A6の時より、安価を予想していましたがそんなことはありませんでした。
お勧めされた消耗品の交換まで含めると、TOTAL:179,000円になりました。
しかも、今回は見送ったバッテリー交換まで含めるとプラス70,000円、そしてタイヤを交換するとプラス48,000円×4本という事でした。
やっぱり外国車はお金が掛かります。
金銭的負担と引き換えに「好きな思い」を手に入れる
いままでは、社用車扱いとして、法人名義で、すべての事が会社の経費で賄えました。
そうやって自分の中でうやむやにしてきた部分が、ダイレクトで自己負担となると、やはり金額が結構行くな~と実感します。
でも、好きな車に乗るということは、大事な事かなとも思います。
国産のいろいろな車に乗ってきたわけではないですが、今さら乗りたい車や好みの車を探そうとは思っていません。
多少高くつくかもしれませんが、好きな車を大事に乗り続けていきたいと思います。