この世の中、いい歌で溢れています。
新しい発想の中で渋滞せずに盗作といわれずに、よく次から次へと常に新しい曲が誕生・蔓延しているなと不思議なくらいです。
そんなたくさんの歌を聴けることは幸せな事だと思うし、そう感じることのできる気持ちの余裕を持ち続けたいと思います。
人生の色々なシーンでそばにある「曲」
楽しさに心が躍るような曲。
優しさで包み込んでくれるような曲。
勝負へ前向きにさせてくれるような曲。
物思いに寄り添ってくれるような曲。
「歌は世につれ、世は歌につれ」 と聞いたことがあります。個人的にはわかるような気もしますが、そこまで極端なものでもないかなと思います。
時代が変わっても色褪せない「曲」
やっぱりいい歌は何十年も聞かれ続けているし、どんな時代に聴いても色褪せないと思っています。
ただ、やはり世につれなのか、そんなひと昔のいい曲がカバーやリメイクされて、その時代にウケる様な変身を遂げる曲も少なくないし、そんなアレンジもいいなと思います。
レディーガガの存在感とハーモニー
最近観た映画“アリー スター誕生” の中で“shallow” という曲をブラッドリー・クーパーとレディー・ガガがデュエットしていました。
若い人たちは、フューチャリングとかコラボという言葉を使うのかもしれませんが、やっぱりデュエット曲はいいなと思います。
なんの知識もありませんが、厚みというか幅というか、とにかく聞いていて得した気分になります。
思い出してみると次から次へと
すぐに思い出せるだけでも、結構すばらしいデュエット曲はあります。
●I Finally Found Someone
Bryan AdamsとBarbra Streisand
●Say Something
A Great Big World と Christina Aguilera
●Almost Paradise
Mike Reno とAnn Wilson
●Meant to Be
Bebe Rexha とFlorida Georgia Line
●You Are The Reason
Calum Scott とLeona Lewis
●Perfect
Ed Sheeran と Beyonce
●More Than Friends
Jason Mraz と Meghan Trainor
●Beneath Your Beautiful
Labrinth と Emeli Sand
●Dont Make Me Wait
Sting とShaggy
そして何より圧巻なのが
●When You Believe
Whitney Houston と MariahCarey
この80年~90年代の2大歌姫によるデュエットは鳥肌ものです。
複数で調和を図りながら生み出されるもの
デュエット曲において、お互いが尊重し合いながら生み出す調和みたいなものが好きなのかもしれません。
相手の声量や声質など理解し合えた上で作り上げる芸術品みたいなものだと思っています。
以前に太鼓集団のTAOやシルクドソレイユにおいて、チームとしてまとまった時の凄さについての記事を書きました。
複数が創り出すハーモニーは、単純な能力の足し算ではなく、その組み合わさり方によって計り知れないエネルギーに変わるのは、静かに歌い上げる時も同じ作用なんだと思います。
これからも、そういう計り知れないパワーを持ったいい曲との出会いを逃さないように、いつもフラットで自分の感覚にすっと入り込める余裕を持っていたいと思います。