お正月らしさのいまむかし

我道楽

謹んで新年のお慶びを申し上げます。
いよいよ、2020年の幕開けとなりました。
東京オリンピックイヤーということで、今年はいろいろと話題が尽きない年となりそうです。

近年のお正月の家族風景

わたしは、新年を1月1日AM5:00からの勤務に始まり、ここまで年末年始はほぼほぼ出勤続きでしたが、無事嫁と初詣に行き、大吉を引いて沢山のお守りを用意することが出来ました。
残すは、愛犬パグのペット用お守りを購入するのみとなりました。

また、大学が冬休みの息子が実家に帰って来ているので、一緒にお雑煮を食べたり、浜ちゃんの『格付け』を見て家族3人の楽しい時間を楽しむことが出来ました。
お雑煮を食べて、『格付け』を見る。
まさにお正月らしさだと思います。

色々な事柄が削ぎ落され?風化?

お正月らしさというのは、ひとの感じ方によって様々だと思いますが、いろんなことが消えていっているような気がします。

わたしが子供の頃は、確かに
・たこをあげました
・コマをまわしました
・赤い顔をした親戚のおじさんが朝から楽しそうにしていました
・朝郵便受けに行き、わくわくしながら年賀状を確認しました
・お決まりのかくし芸を見ました

時代の変化とともに、いろいろな事が変わりました。
凧やコマ、羽根つきなどお正月の風物詩はほとんど見かけません。
元旦の朝は、LINEで新年の挨拶は届きますが、年賀状はほとんど届きません。

友人の多い息子には、年賀状が一枚も届きませんでした。
その代わりというかなんというか、SNSや飲み会に大忙しのようです。

年々、行事ごとに時代の移り変わりを感じる

正月に限った事では無いと思いますが、行事ごとがあっさりとしてきたような気がします。
どちらかというと、早々に普段の生活に戻る様な傾向にあるんじゃないでしょうか。
楽しむというよりも、早く正月の3日間を終わらせ、自分をニュートラルの状態に持っていき、仕事初めに備えるという人も少なくないと思います。

特別だった正月が、特別じゃなくなる休日になりかけてきていると思います。
お正月に仕事をする人が大多数になってしまったツケなのか、休むというかくつろぐという雰囲気がいまの正月には無いような気がします。

寂しい気もしますが、それが世の流れというものでしょうか。
気が付くと、中島みゆきの『そんな~♪時代も~♫あっ~たねと~♪』と口ずさんでいました。


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