おふくろが入院しました。
足から菌が侵入し、その菌が体中に回ってしまい高熱を出してしまいました。
はじめは当然コロナ感染を疑いましたが、それによる発熱ではなかったことに少し安心しました。
大きな病院はやはり厳重な体制で
まず、おふくろのかかりつけの病院に行き、診察をしてもらい、その結果すぐに紹介状によって大きな病院で診てもらう事になりそのまま入院しました。
その大きな病院は、地方都市のコロナ感染者受け入れ先になっている為、入り口玄関からかなり厳重な対策がされていました。
入院した今、原則として面会禁止となっており入院棟に入る事もできません。
入口で申し出て看護師さんとの受け渡しとなっています。
当然、入口に設置された受付所は受診希望者、付き添い、面会者など多くの待合の人でいっぱいです。
全員が初めての経験なので、戸惑いは必然だが
ある年配の男性が、大きな声を出して怒鳴っていました。
「すぐに入りたいのに、どんだけ待たすんだ!!」みたいな感じです。
手一杯の看護師がなんどもなんども頭を下げて「申し訳ございません。」と謝っていましたが、すごく理不尽さを感じてしまいます。
入口の問診や体温チェックなどの入館前検査をしれ~っと、すり抜ける人も少なくありません。
呼び止められても威嚇するような態度をとり、そのまま入館していきました。
たしかに、捌き方のオペレーションのまずさは明確で、非常に効率の悪さは感じましたが、
こんな医療崩壊の危機状況の中です。
非常事態でのやりくりだという事を考えると、医療に携わる人たちへの態度には正直呆れてしまいます。
医療の技術や知識が無いならなおさら
地方には、現状を理解できない人がたくさんいるんだということを実感します。
病院に行くまでの道中では、緊急事態宣言が出されてもなお、漫画を並べた喫茶店や、インターネットカフェ、ネイルサロンやマッサージ店など営業を続けているところがほとんどでした。
わたしが住んでいる地方都市では、毎日感染者が出続けており、感染経路が不明な感染者の割合が増え続けています。
医療が崩壊する前に、医療を必要とする人たちを増やさない努力と、医療従事者を守る協力が必要だと思います。
心からの感謝を忘れずに
医療を必要とする人たちを増やさない&医療従事者を守るために
・病院のエントランスに特権をもたせた自衛隊員を配置させ、警官が定期的に見回り、自分のことばっかりでわがままに怒鳴る人を拘束する
・どうせお客さんも少ないんだし、せめて5月6日まで自主休業する
・暇を持て余しても、多くの人が屋内に集まるようなところへはいかずに公園を散歩する。
・急を要する場合でなければ、なるべく病院に行かない。ましてはちょっとしたことですぐに医療関係へ電話しない。
・歯科、整骨院、眼科など、診察日や診察時間を限定的にしてコロナ対応への援助に回る
などいかがでしょうか。
最後の提案は極端だとわかっていますが、患者を受け入れるような大きな病院に行ってわかりましたが、医療に従事する人の数が足りていないような気がします。
病院でのイライラした感じや疲れ果てたような感じを見るのは結構つらいです。
そして、どんなに待たされても「ありがとうございます」「お疲れ様です」など労いの気持ちを持って医療従事者に接するように心がけるようにしました。