ルンダン(ランダン?レンダン?rendang?)&ナシゴレン

食道楽

お笑いコンビの千鳥がMCを務める番組、相席食堂の“百聞は相席にしかず” のコーナーで「世界の美味しい料理ベスト3」をお笑いコンビのかまいたちが紹介していました。

世界三大料理ではなく、「美味しい料理ベスト3」

美味しい料理:第3位
寿司

これはまあ、なんとなくあるかなぁ…という感じでうんうんと頷けます。

美味しい料理:第2位
ナシゴレン

う~ん、なんでぇ?世界3大料理の中の別のなにかじゃないの?と首をかしげます。

そして、世界の美味しい料理:第1位
ルンダン(ランダン)

……?。……何それ。っていうか誰に聞いての1位?と隣の嫁と大爆笑。

果たしてルンダン(ランダン)とは、どんな料理なのか。
インドネシアの伝統的な家庭料理らしくて、たくさんのスパイスで牛肉をじっくり煮込んだ料理のようです。

2ヶ月ほど保存もできるらしい

日本在住のインドネシア人にインタビューしていましたが、祈祷所(教会・モスク)に持参するほどポピュラーな料理のよう。
スタジオの千鳥とかまいたちは美味しい美味しいと食べていました。

そうなってくると、食べたくなるのがヒトというもの。
約10年前にバリには家族旅行で行ってきましたが、ルンダン(ランダン)はノーマークでした。

この番組のこのコーナーで初めて存在を知りました。
放送後の翌日には、わたしの住んでいる地域にインドネシア料理店が無いか調べていました。

地元にも何とか存在した!

グーグル検索で2件ほどヒットしましたが、1件はタイやフィリピン、ベトナム、インドネシアなどの東南アジア圏全般のメニューだった為、ボツにしました。
残る1件に望みを託して電話で問い合わせてみると、インドネシア料理のみのお店で、ルンダン(ランダン)もナシゴレンもあるということで、早速行ってきました。

なぜ先程から、ルンダンを(ランダン)付きで表記しているのかというと、日本人はその料理をランダンと聞き取れているようですが、インドネシア人にルンダンと聞くと解りづらく聴き取りにくそうでした。
相席食堂のインドネシア人へのインタビューでも、このお店のインドネシア人らしき人もことごとくランダン?と聞き返していました。

ルンダンはグランドメニューの中に

わたしのイメージに近いレストランの店内は、バリ旅行の際にあちこちで聞こえてきたような音楽が流れており、落ち着いたオリエンタルな雰囲気がありました。
メニューはビーガン系やスパイス系の料理が並んでおり、その中に、“ランダン” と“ナシゴレン” がありました。

嫁とシェアしながら食べましたが、どちらもスパイスの香りが食欲をそそり、じっくり時間をかけて下ごしらえしたのが分かる、ちゃんとしたインドネシア料理で、とても美味しかったです。
おそらく本場の味からすると辛さは抑えめになっていると思いますが、インドネシア人が作る本格的な料理だと思います。(激辛のソース小瓶が添えられていました)

世界のTOP3を制覇できて満足

美味しかったですし、また行きたいお店ではありましたが、世界TOP3の第1位と第2位かといわれると、そういう料理ではない様な気がします。

ラーメンもピザもハンバーガーも全部美味しいけれど「世界で美味しい料理といえば・・・・・」で思いつくような料理ではないかなと思います。


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