For Wedding :平成最後の結婚式参列

我道楽

世の中は令和の幕開けに涌いていますね。ギリギリ平成だったころの出来事になりますが。

先日、久しぶりに結婚披露宴に参列しました。
ちょうど30歳になる甥っ子の結婚披露宴パーティーでした。
この歳になると友人や兄弟は、よっぽどのことがない限り結婚披露宴ということは無いし、大きな会社に勤めているわけではないので、上司として参列する機会もなくなっていました。

世代間の違いを明白にした参列者の装い

約15年ぶりに参加するパーティーは形式というか雰囲気が随分と様変わりしたなという印象で、結論から言うと、とてもいい結婚式でした。
日曜日の夕方18:00に、およそ130名の参列者が植物園の中に会場として造られた大きなテントに集まりました。招待状に“カジュアルなパーティー”であること、“ノーネクタイ、ノージャケット”などのリラックスした服装などが記されていたので、若い子たちはみんなかしこまることのないお洒落な格好で来場していました。欧米の映画に出てくるようなガーデンウェディングのイメージを、若い参列者はその雰囲気に慣れた感じで参加。スーツにネクタイのおやじ連中やおばさま達は少し戸惑っていた様子でした。

カジュアルな中にもツボが押さえられていて

新郎新婦からのしっかりした挨拶があり、温かい料理とよく冷えた飲み物があり、友人からの温かいメッセージや余興で、会場は終始、幸せいっぱいの雰囲気でした。
結婚披露宴のお決まり事である、テーブル回りや、ふたりのはじめての共同作業、最後の花束贈呈などもしっかりと抑えられて、かつイマドキにお洒落な感じで行われました。

これも時代の流れかと

いろいろな手作りの小物や会場装飾が施されていたのは、100円ショップの商品の充実や、ネットで安く手軽に商品を手に入ることができる事も大きな要因だと思います。
でも一番の要因は、やっぱり結婚する新郎新婦の意識のあり方だと思います。

ひと昔前からの意義の変化を感じる

ひと昔まではある意味、親の為というか両家の見栄みたいなものも大きく関わっていたと思います。みんながみんな、今回のような結婚式をするわけではないとは思いますが、今の若い人たちは“自分達らしく”ということを大切にしているのかなという印象を受けました。新郎新婦、それをサポートするウェディングプランナー、そして参列していた若い子たちが、このような形態に慣れているように見えました。

今どきの若者が羨ましくもあり楽しみでもあり

とてもフレッシュで、誰かにかしこまってよそ行きにならずに、普段通りのふたりとその仲間たちを見ているようで、その若さ故の人生これから感がとても羨ましくなりました。

様々なシーンにおいて、自然体でいられる世代が次に来る。我が息子の世代へバトンを渡していき、世の中の常識や楽しみ方というのは変化していくんだろうなと考えていました。
息子の結婚というシチュエーションや概念も、また楽しみにしています。


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