座右の銘は?と聞かれると

我道楽

“天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず”
福沢諭吉の「学問のすすめ」の中の有名な文章ですが、わたしはそのフレーズがいつも頭と心の中にあり続ける様に努力しています。
誰かに座右の銘は何かと聞かれることがあれば、その文章から“天は”を切り取って、「我は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」と答えると思います。

自分自身に合わせた解釈で

文学の知識はありません、人の言葉や文章を読み解く力も持ち合わせていないので、実際にどのような意図をもってその文章が生まれたかはわかりませんが、自分の都合に解釈を変換して自分の信念として持てばいいかなぁと思っています。

わたしは「我は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず」というフレーズを、他人への感情や接し方の基本姿勢だと思っています。
一言でいうと、人に寛容であれということでしょうか。
友人、家族、仕事仲間、上司、取引先、私生活や公共施設など、生きてきた上でこれまでいろいろな環境で人に出会い、様々な関係性と感情と向き合ってきました。人は、他人と接することなく生きることはできないし、常に誰かと関わって生活していると思います。
誰かと関わって生きているということは、とても幸せなことだと思います。
人との関りで自分の存在を確認出来て、意義を高め幸せだと感じることが出来るのであれば、人と上手く接して生きたいと思うようになりました。

ネガティブ感情は排除

人にネガティブな感情を持つこと、誰かを嫉み、嫌い、悪く思う事は、その感情を持つこと自体が人の上に自分を立てることだと考えるようにしました。
他人をリスペクトするという感情を持って接することが自分自身、一番楽な生き方だと思っています。

若い時は他人との競争の中にいて、自分の無力さに不安を持つと焦りや嫉妬から他人をリスペクト出来なかったことも多かったと思います。多くの場合において自分の思い通りにならず、時には他人を悪く思ったりすることもありました。
ただ、若い時期に感情をコントロールすることは難しかったのかなと思います。

歳と共に起こりうる感情の変化

おやじになった今、何よりも穏やかな気持ちで暮らしたいと願います。
この年になっても、毎日いろいろな人と関わりをもって生きていることは尊いことだと思います。
人の意見に耳を傾け、人の気持ちを理解し、いつもフラットな感情を持つことが、自分の幸せに繋がると信じています。
まずは、嫁とふたりでゆとりのある生活を紡いでいきたいと思います。


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