今回、熊本の黒川＆白川温泉に行くにあたり、福岡空港から高速バスを使う事を選びました。
より多くの時間を温泉に浸かれる旅にしようと嫁と決めていました。
1日の始まりを感じるヒッソリ感
わたしの住んでいる町から熊本行きのフライト本数は限られていますが、福岡行きは多くの便が出ています。
絶好な事にAM7：00過ぎの便があり、それに乗ることにしました。
午前7：00前の出発ロビーは、意外にも薄暗いというかひっそりしていました。
免税店やお土産店は当然のように表のシャッターが上がっておらず、店内は真っ暗な状態になっていて、お弁当やサンドウィッチ、おにぎりなどを扱うショップでは薄暗い中で業者さんがカートに載せた商品を納品しているところでした。
これから多くの人たちの一日がゆっくりと始まっていくという雰囲気は、静かでとても心地よく感じました。
早朝だと旅立ち感が更に増す
アナウンスが流れ、飛行機が飛び上がるとすぐに、昇ったばかりの太陽からの陽光が機内に差し込んできました。
朝の陽光が当たるのは、日常の当たり前の事で、地にいても空にいても同じ事なのですが、なんか特別のような気がして『THE 旅立ち』の気分になりました。
隣の嫁も同じに気分になっているかな～と思い、話しかけようと横をみると『まずは、寝よう！』の気満々ですでに熟睡モードに入っていました。
しばらくすると、外の日差しが穏やかになり、窓からは雲上のとても奇麗な景色になっていました。
さっきまであった昇ったばかりの太陽は、この時刻は雲群の下にいるんだろうなと想像していました。
どこまでも広く続く雲を見ていると、ゆったりとした気分になり気持ちが良く、わたしもすぐに眠りにつきました。
到着前の見知らぬ土地・現在位置のディスプレイ
着陸態勢を告げるアナウンスが流れて目を覚ますと、窓からの景色はすっかりどこかしらの陸地に変わっていました。
この到着前の見知らぬ土地の様子を見るのが好きです。
知らない土地で知らない人たちの知らない生活がいっぱいあるんだなあとぼんやり思います。
現在の飛行位置を示してくれる機内の小さなディスプレイを見るもの大好きです。
いろんな人のいろんな朝があるんだとなと思うと、自分が眺めている場所をもう少し細かく分かればいいなと考えていました。
初めての福岡空港国際線ターミナル
福岡空港に着くと、熊本県の黒川温泉行の高速バスに乗る為に、国際線ターミナルまで、無料の連絡バスに乗りました。
同じ空港敷地内のはずですが、すぐに到着という感じでは無く15分くらいはかかりました。
初めて福岡空港の国際線ターミナルビルに来ましたが、思ったよりもこじんまりした印象で、離発着予定のインフォメーションボードを見てみると、ほとんどがアジア便のようでした。
さあ、いよいよ熊本・黒川温泉へGO!
