白川温泉の旅館 竹ふえ【その2】:夕食で秋と熊本を堪能

食道楽

熊本の白川温泉にある『竹ふえ』の小夜の部屋にチェックインしてからは、時間があっという間に過ぎていきました。

せっかく部屋付きの露天風呂があるのだからと、夕食前にゆっくりとつかってから夕食を頂くことにしました。
源泉かけ流しのお風呂は部屋で2つ、貸切風呂で2つ体験できたので、風呂編でまとめたいと思います。

この記事は、またまた驚きが多かった夕食編です。

夕食の2時間も驚きの連続で、あっという間

●18:00 TAKEZONO(大広間)へ行き、貸し切り状態の夕食の席に着く
(全室お部屋食が可能ですが、せっかくなので眺めのきれいなTAKEZONOで、と言ったら貸切状態でした。)

●18:05 部屋付仲居さんが食前酒用のお猪口ショーケースを持ってきて、中から自分用を選ぶ
(ちゃんと、秋の季節に合わせたお猪口も多数ありました。)

●18:10 部屋付仲居さんの説明があり懐石料理スタート

●18:15 生のワサビを自分で擦ってみて立ち上る香りに感激する
わたしの席にあった山葵は若干白め、嫁の席の山葵はグリーンが強めで、食べ比べてみるとやはりグリーンの方が山葵感がありました。
どちらも辛味だけでなく、しっかりと旨味もあり、普段山葵を大量には使わない嫁も「美味しい!」と食していました。

●18:40 馬刺しのロース・ふたえご(バラの下)・たてがみ(首すじ)に感動する
実は、前日の精肉店でも見かけた『たてがみ』。
その真っ白な見た目に驚いていました。
仲居さんにお勧めの食べ順を聞くと、ロース→ふたえご→たてがみとのことでした。
ふたえごはコリコリした食感、たてがみは想像していたよりも柔らかく、コラーゲンが多そうという感じ。
驚きの食感と美味しさでしたが、仲居さんの言葉通り、2切れがマックスという感じでした。

●18:50 この後、キノコと栗の炊き込みご飯という段階で、嫁がギブ気味になり、仲居さんの呼び出しボタンを押す

●18:55 竹で作られた茶碗のデザインと造りに、にっこりする
『竹ふえ』の名のとおり、あらゆるところに竹製の器が使用されていました。

炊き込みご飯は結局、釜ごと炊き立てを持って来て下さり、よそうスタイルだったようですが、「少なめに入れますね」と、軽めによそってくれました。

私達は食事少なめの少しリーズナブルなプランでしたが、レギュラープランだと更に揚げ物等もサーブされると聞き、目が回りそうでした。

釜にはまだ沢山の美味しい炊き込みご飯があり、「夜食用におにぎりにしますか?」と親切に言ってくれましたが、それもお願いできないほど満腹でした。

●19:10 3段(和の段・洋の段・フルーツの段)デザートの器ににっこり

●19:10 専属パティシエのデザートに感動する
あんなにお腹いっぱいだったのに、見た目の美しさと和・洋・フルーツという味変マジックにより美味しく完食しました。

あの熊本地震を乗り越えて

実は『竹ふえ』を知ったのは5年以上前のこと。
仕事をやりくりしながら、この期間なら行けるかも、と小夜の部屋を予約したのが2016年の4月。
宿泊まであと1週間となった時に、あの熊本地震が発生したのでした。

宿泊予定だった事を除いても、気になりニュースや旅館のWebページをチェックする日々。
竹ふえは大きな被害はなかったものの、地元で被災した方に宿泊場所や食事を提供している様子が記載されていました。

そのことを仲居さんに話すと、「皆であの広間(屋外)でかたまって夜を過ごしたんですよ」との事。
余震の不安に加え、まだ温かいとは言えなかったであろう外気の事を考えると、とても複雑な気持ちになりました。
一旦休業を余儀なくされたものの、こうして営業再開できて沢山のお客様が来訪されているのは施設だけでなく、スタッフの方々のマンパワーも大きいのではないかと思います。

嬉しくも照れ臭いサービス

●19:20 宿泊祝いのケーキと記念撮影に照れる
食事中に仲居さんと会話した中でのことを汲み取って下さったようで、ロウソク付きでお祝いの文言が書かれたバームクーヘンプレートを頂きました。

仲居さんとの会話の中で、その時が結婚20周年だったことを覚えてくれていたようで、プレートに仲居さん自ら書いてくださったようです。
仲居さんの声掛けで撮って頂いた写真は、フレームに入れられて帰りのお土産の中に入っていました。
普段はあまりない嫁とのツーショット。
2人とも照れながら、たまにはいいかもね~、なんて話しています。

また別途温泉編や体験できたことをまとめたいと思います。




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