人生最初で最後?の挑戦:スカイダイビング

旅道楽

HAWAIIの朝はやっぱり早かった。
その日の朝は4:00に起床してノースショアで有名なオアフ島の北部方面へ行き人生初のスカイダイビングをしてきました。
ハワイの山と海の自然が創り出す絶景をパラシュートから眺めることができることをとても楽しみにしていました。

後戻りできない怪しい雰囲気にのまれる

ピックアップしてもらった車中の暗い中で、日本語版で7ページ程もある誓約書のようなものを読まされ、いくつも意思表示の為にサインの書き込みをさせられました。
暗い車中で揺られながらやることではないような気もしましたが、いわゆる何かあった時に、一切の責任を持ちませんということを様々な角度から何度も念押しされるというものでした。
さすが訴訟の国、アメリカって感じで、無事故記録更新・安心安全といわれるこのスカイダイビングのツアーですが、逆に怖くなってしまいました。
実際、これから空から落下するという前に車酔いなのか気分が悪くなってしまいました。

゜:*★ハワイのオプショナルツアー予約VELTRA★*:°

ハンドカメラではなく、専属カメラマンで

ワイキキからWaialuaにあるPacific Skydiving Center までの約1時間の移動の後、センター内の講習室でいくつもの注意事項と、この後の流れが日本語で説明されました。
各個人に1人のインストラクターと空中での撮影をする一人のカメラマンがついて一緒に空を飛んでくれるということで、貴重な経験の記録にも細部にわたってサービスが充実していました。(専任カメラマンでなく、インストラクターのハンドカメラ撮影というオプションもあります。)

いよいよ富士山より高く

心の準備が整った頃、自分の名前が呼ばれ、わたしを担当してくれるインストラクターとカメラマンから挨拶があり、用具を身に着けました。用具は安全を考えると思ったより簡素な感じでしたが、その分インストラクターが背負ってくれているような感じでした。

わたしと嫁、息子の3人を含めた5人のチャレンジャーと5人のインストラクターそして5人のカメラマンを乗せたプロペラ機が空へと舞い上がっていきました。わくわく舞い上がった自分の気持ち同様に、プロペラ機は軽快に高度を上げていきました。

怖がる間なんてゼロ、後は楽しんだもの勝ち!

そしていよいよインストラクターさんから飛び降りる高度14,000ftに到達したと告げられました。それはなんと高度4,200m超えということになります。富士山より高いところから地上へ降り立つ時がやってきました。
プロペラ機の扉が開かれると直前の合図があったかどうかも定かではなく、そこからは、一気でした。
恐怖を感じる間もなく、激しく強い気流と気圧を感じクルクルと回って訳の分からない瞬間が過ぎていきました。“うわっ高いな”と思い、気づくとそこにカメラマンが並んできました。撮影用に笑顔とポーズを向けましたが、体が思うように動かず変なおじさんが変な動きをしているだけになってしまいました。

百聞は~ということで一気に画像で

ここからはカメラマンさんが撮ってくれた画像を一気に載せます。高度4200mを超え、カメラマンさんがドアを開けると、一番手の私は一気に空へ吸い込まれました。



パラシュートの感想は意外なもので

インストラクターさんが背後で繋がっているという心強さがあったので、身の危険などの心配は一切ありませんでした。
パラシュートを開くまでの落下していく時間は約1分間でしたが、とても気持ちが良かったです。パラシュートを開いてからは、約5分間の間は、ゆっくりと落ちていくのかと思いきや、ただでさえ気流の抵抗を受け、体に力が加わり体力を消耗していくのに、インストラクターさんが、右へ左へパラシュートを振り始めるものだから更に強い力が体を刺激し体力を奪っていきました。

もう一度するかと聞かれると?

地上へ着地した後は、楽しかったという思いの先に、やり切ったという脱力感と三半規管が変だぞ感が凄かったのが正直な感想です。
カメラさんに“よかったよ。もう一回やろうか?”と冗談を言われましたが、1日2回はとんでもなく、この先当分は無いなという感じです。

楽しかったし、絶景を観ることが出来て最高でした。
しかし、感想としてはミッション完了という表現になります。
帰りの送迎バスの中では運転手以外、今回ミッションを終えたすべてのチャレンジャーは1時間たっぷりワイキキまで爆睡していました。




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