オーディション番組の世界「新アメリカンアイドル」

観道楽

おやじになってしまった今の時代になってからは、ある程度のリアルタイムで海外のテレビ番組が見られるようになりました。最近は、WOWWOWでオーディション番組を観ることも多くなりました。前置きしておきますと、この年になって華やかな表舞台に出たいという願望はありません。今さら夢を見るというよりも、おそらく誰かの夢を応援することを楽しんでいると思います。

復活した「アメリカンアイドル」

日本にも、10代の若者が歌手を目指して勝ち抜いていきデビューを勝ち取るという番組がありますが、わたしは“アメリカン・アイドル”というアメリカのオーディション番組にハマっていました。前シーズンのWOWOWでの放送は終わってしまいましたが、確かアメリカで10年以上続いていた番組が復活したもので、この“新アメリカン・アイドル”はいろいろな意味で楽しむ事が出来ました。

自分の青春を重ね合わせながら?!

日本人でも知っているような、アメリカのトップにいる3人のアーティストが全くの素人を長い期間を通して、予選から本気で審査し応援するということは、日本では考えられない事だと思います。(審査員はオヤジ世代ど真ん中のライオネル・リッチー、ケイティー・ペリー、ルーク・ブライアン)プロとアマを隔てる壁という野球界のような風潮か、あるいは事務所の問題があるのか知りませんが、グラミーにも何度も登場するような人たちが真剣に向き合う姿には感銘を受けました。

審査員も一流ならメンターも一流

番組の後半は、勝ち残った10人程が現在活躍の絶頂にあるNick JonasやBebe Rexha、Colbie Caillat,などとそれぞれがデュエットして審査をしてもらうという驚くべき企画でした。また、そんなトップにいるアーティストたちがメンターとして素人に惜しみなくアドバイスし、一緒に熱唱し、応援する姿にプロ意識を感じ、深く感動してしまいました。

ガチなダメ出しやアドバイスは見ていて気持ちよく

オーディション番組というのかわかりませんが、あの“プロジェクト・ランウェイ”という番組を思い出しました。その番組でも、服飾や服飾雑誌業界の各分野のトップ中のトップの人たちが、これから世に出ていこうというデザイナーを真剣に審査し、応援し、惜しみなくアドバイスを送っていました。
どちらの番組も世界的に名が知られ、世界で活躍する人たちが上からの目線ではなく、これからの人たちを応援したいという熱意が感じられました。
これぞプロという姿勢に、観る人が感動するのだと思います。

バックグラウンドを知り、応援熱も高まる!

“新アメリカン・アイドル”は番組を通して、オーディションを受ける参加者の生い立ちや、ここまでの苦労や努力みたいなものをインタビューで流すのですが、これがまたおやじの涙腺を刺激しました。
約2か月間の放送となったこのシーズンの締めくくりは、控えめながら、やさしくかつ力強い歌声のMaddie Poppeという、女性が優勝しました。その後の契約や優勝賞金の凄さによって環境は大きく変わると思いますが、その謙虚さとひたむきさみたいなものをこれからも応援していきたいなと思います。
優勝曲となった「Going Going Gone」は、とても軽快で楽しい歌で、いまでも気に入って聞いています。


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